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画像処理半導体大手エヌビディアの20年11-1月期決算(前年比)は大幅な増収増益。 売上高:50億300万ドル(+61.1%)純利益:14億5,700万ドル(+53.4%)調整後の1株利益は3ドル10セントと市場予想を上回る。データセンターは+96.6%、またゲーム向け半導体は+67.3%と増収。2-4月期の売上高見通しも市場予想を上回ったことから株価は時間外取引で一時3%以上上昇。
パウエル議長は、アメリカ経済がFRB目標に達するには程遠いとし、金融緩和の長期継続を改めて示した。また雇用については特に低賃金者や黒人・ヒスパニック労働者が深刻であることを指摘したほか、物価上昇の圧力については依然軟調との認識を示す。一方でワクチン普及は今年後半には経済が正常化に向かうという期待を高めていると述べ、債券市場での国債利回りの上昇については、経済は回復を遂げると市場が信頼していることの証明だとして過度な懸念は不必要と認識。
ホームセンター最大手ホーム・デポの20年11-1月期決算(前年比)は大幅な増収増益。 売上高:322億6,100万ドル(+25.1%)純利益:28億5,700万ドル(+15.2%)また1株利益は2ドル65セントと市場予想を上回る。新型コロナにより消費者の在宅時間が増えたことからDIYの需要が堅調。ただ感染終息後の需要の予測が困難とし、2022年1月期通期の見通しを示さなかったため株価は一時6.3%下落した。
非農業部門での雇用者数は前月比から4万9,000人の増加にとどまり市場予想を下回る。失業率は6.3%と前月比で0.4ポイント改善はみられるものの高い水準となる。
58.7と前月比-1.8。市場予想の60.0を下回ったものの、好不況の分かれ目50.0を8か月連続で上回る結果となった。コロナ対策での負担はあるものの18業種のうち16業種で業況が拡大。発表元は製造業の回復が続いているとしている。
20年4-12月期の純利益:3,766億円(前年比+91.8%)