2025年7月時点で実施されている主要電子マネー(PayPay、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、d払い)の最新キャンペーンやクーポン情報をまとめました。毎月更新しているので、お得情報を見逃したくない方はぜひブックマークしてご活用ください!
今月の注目キャンペーンまとめ
- PayPay
- 楽天ペイ
- au PAY
- メルペイ
- d払い

期間:2025年7月1日(火)~7月28日(月)
内容:本人確認済のユーザー対象。200円以上の決済ごとに“スクラッチくじ”でポイント還元チャンス(PayPay残高・クレジットなど対象)

期間:2025年6月~8月
内容:SoftBankスマホユーザー向けに、対象店舗限定で最大半額相当のPayPayポイント還元クーポン提供中。

期間:2025年7月1日(火)~ 8月31日(日)
内容:エントリーのうえ、キャンペーン期間中に対象のチャージ方法から「楽天ペイ」アプリで100円以上「楽天キャッシュ」にチャージすると、抽選で毎日50名にチャージ額と同額の「楽天ポイント」を進呈
上限:ひとりあたり1日に10,000ポイント

期間:通年 → 2025年7月も継続実施中
内容:エントリー後、対象オンラインサイトで支払いするとポイント最大3.5%還元
上限:期間中最大5,000ポイント(期間限定)

期間:2025年5月5日(月)~8月17日(日)
内容:ドーム内、200円ごとにPontaポイント最大5倍還元(ベース0.5% + キャンペーン分)
還元上限:ポイントにつき1,000ポイント/アカウント

期間:2025年6月27日(金)〜7月22日(火)
内容:高島屋店舗でPontaカード提示でポイント2倍、au Pay決済併用でさらに最大3%還元
要エントリー:全国展開の高島屋チェーン対象

期間:2025年5月22日(木)~6月30日(月)
内容:メルカリでのお買い物に使える半額クーポン、出品して売れると販売手数料が実質半額クーポン、メルカードを3回使うと3,000ポイントもらえるなど
参加条件:キャンペーン期間中にメルカードに初めて入会(申込み完了後審査を通過する)

期間:2025年6月26日(木)~7月20日(日)
内容:モバイルオーダーでd払いを使うと、最大300ポイント還元

期間:2025年7月1日(火)~7月21日(月)
内容:ローソン系列でポイントカード提示+d払いで抽選、最大100倍還元(当選確率10倍)

期間:2025年6月13日(金)~7月31日(木)
内容:エディオン店舗でd払い・ポイント提示&100pt以上獯めると、最大9,999ptがその場でもらえる抽選

期間:毎週
内容:7月中、毎週金土にエントリーすれば対象加盟店でd払い利用にてdポイント還元
各キャリアの経済圏の比較
通信キャリア各社は、従来の通信事業の枠を超えた「経済圏」の構築を加速しています。以下は3キャリアの代表的な戦略の方向性です。
- KDDI:
「リアル×テック」で店舗の価値再創出。通信・決済をリアルに融合。 - NTTドコモ:
通信ユーザーを金融ユーザーへと育成。契約単価・LTVの最大化。 - 楽天モバイル:
グループのEC・コンテンツとの連携を強化。自社経済圏内で消費を循環。
これらの施策は、キャッシュレス社会の浸透、訪日観光再開、デジタル広告の進化など、時代背景にもマッチしています。
キャリア | 提携領域 | 主な施策 | 特徴 |
---|---|---|---|
KDDI | Lawson、povo2.0、Ponta | Real×Tech店舗・観光客eSIM・PontaPass | デジタル店舗&海外向け決済・通信網強化 |
docomo | SBI銀行 | 銀行取得・クレジット・住宅ローン・投信の一体化 | 通信ユーザーの資産運用・金融消費誘導 |
楽天 | U-NEXTほか | ID連携・ポイント+割引・定期購入 | コンテンツ領域の需要囲い込みと生活密着 |
KDDI × Lawson:リアル×テック(Real × Tech)戦略強化
KDDIはコンビニ大手Lawsonと組み、「Real × Tech(リアル×テクノロジー)」をキーワードに次世代型店舗の展開を進めています。
実証店舗:Takanawa Gateway Cityにて本格稼働
2025年6月23日、東京・高輪ゲートウェイシティに「Real × Tech Lawson」の第一号店がオープン。店内には以下の先進技術が導入されています。
- AIサイネージ:来店者に合わせて個別広告を表示
- ロボット活用:商品補充・清掃・調理を自動化(例:唐揚げ調理ロボ)
- 無人レジ+遠隔接客アバター:人手不足の解消と利便性を両立
KDDIの通信・クラウド基盤とLawsonのリアル店舗網が融合することで、顧客体験の質が飛躍的に向上しています。
外国人観光客向けeSIM販売を全国展開へ
2025年7月1日から、全国のLawson約14,600店舗にて「povo 2.0」プリペイドeSIMを販売開始。旅行者のニーズに応える柔軟な料金プランを揃えています。
プラン内容 | 料金(税込) |
---|---|
3GB/7日間 | ¥2,200 |
10GB/30日 | ¥3,280 |
25GB/30日 | ¥4,580 |
無制限/7日 | ¥4,500 |
eSIM導入により、訪日客の通信ハードルを下げ、au通信網を体験する機会を創出。観光誘致戦略の一環として注目されています。
Ponta連携と「Ponta Pass」で経済圏拡大
KDDIは2024年10月、「auスマートパス」を「Ponta Pass」としてリニューアル。以下のような連携強化が進行中です。
- Lawsonでのクーポン提供強化
- au PAYでの決済時、Pontaポイント倍率アップ
- Pontaアプリとpovo・auサービスの連携による一体化
リブランディングにより、「通信→決済→実店舗利用→ポイント還元」の流れを強化し、継続利用を促すエコシステムを構築しています。
NTT Docomo × SBI Sumishin Net Bank:金融×通信の融合へ
ドコモは、モバイル通信事業を軸にしながらも、自社経済圏の中心に「銀行」を据える戦略へと大きく舵を切っています。2025年、SBI住信ネット銀行との資本・業務提携により、通信×金融の融合モデルを本格始動させる構えです。
SBI住信ネット銀行の子会社化へ
- 2025年5月29日発表:
NTTドコモは、SBI住信ネット銀行の株式約66%を取得予定と発表。さらにSBIホールディングスへの追加出資も実施。 - 買収規模:総額約344.4億円
(内訳:銀行株式 約233.6億円+SBIホールディングスに約110.75億円出資) - TOB期間:
2025年5月30日〜7月10日、決済予定は7月17日
この買収により、銀行機能をdアカウントと一体化させ、ドコモ経済圏内で金融行動のすべてを完結できる仕組みづくりが加速します。
金融事業を「通信に次ぐ柱」に
NTTドコモの前田社長は、銀行事業を「通信に次ぐ重要領域」と位置づけ、次のようなサービス展開を予定しています。
- 住宅ローン/融資:金利や審査のスマホ完結を推進
- 投資信託・証券:スマホでの資産運用にdポイント連携を導入予定
- クレジットカード:決済・ポイント・家計管理の一体運用を強化
- 保険・資産形成:スマホ統合管理によりユーザーの金融リテラシー支援も視野
これにより、ドコモは「通信利用→金融利用」への自然なステップを設計し、1ユーザーあたりのLTV(ライフタイムバリュー)最大化を目指します。
dポイント連携:通信×金融で還元導線を構築
NTTドコモの前田社長は、銀行事業を「通信に次ぐ重要領域」と位置づけ、次のようなサービス展開を予定しています。
- 住宅ローン/融資:金利や審査のスマホ完結を推進
- 投資信託・証券:スマホでの資産運用にdポイント連携を導入予定
- クレジットカード:決済・ポイント・家計管理の一体運用を強化
- 保険・資産形成:スマホ統合管理によりユーザーの金融リテラシー支援も視野
これにより、ドコモは「通信利用→金融利用」への自然なステップを設計し、1ユーザーあたりのLTV(ライフタイムバリュー)最大化を目指します。
現時点で金利や還元率などの詳細は未発表ですが、以下のように想定されます。
- 銀行利用・投資・クレカ決済などでdポイントが貯まる・使える
- d払い・dカードとの組み合わせで、金融と日常消費を連動
- 銀行アプリ・d払いアプリの連携による金融行動の可視化と最適化
現在は制度設計・サービス統合フェーズですが、2025年下期以降には、スマホひとつで「貯める・借りる・投資する・守る」といった機能が使える“オールインワン型モバイルバンキング”の姿が見えてきそうです。
楽天 × U-NEXT 他:コンテンツ×生活圏の連携深化
楽天は通信事業にとどまらず、日常の“スキマ時間”消費を含めた総合的な生活圏の囲い込みに注力しています。その中核にあるのが、動画・電子書籍などのコンテンツ領域の強化です。
U-NEXTとの提携強化で「見る・読む」体験を楽天内に
- 2025年6月23日より、楽天モバイルの新プラン「Rakuten Saikyo Plan」と、動画配信サービスU-NEXTとの本格連携が始動。
- 楽天IDを利用したログインや、楽天ポイントの付与・利用が可能となり、楽天経済圏ユーザーにとって馴染み深いUI/UXで動画・書籍を楽しめる仕組みに。
月額プランとキャンペーン詳細
プラン名称 | 価格(税込) | 内容 |
---|---|---|
Rakuten Saikyo Plan + U-NEXTセット | ¥4,268 | U-NEXT利用(ファミリー共有含む)+ 通信プラン |
- 初月限定特典(U-NEXT Early Access):
実質 ¥2,200(税込)で初月利用可能
→内訳:
・初月割引+楽天ポイント ¥968相当還元
・U-NEXT無料トライアル(31日間)
・さらにU-NEXTから¥1,200分の独自ポイント付与 - SPU(スーパーポイントアップ)対象:
楽天市場での買い物で+1~3倍のポイント還元が加算。楽天カードや楽天ペイとの併用で還元効率がさらに向上。
コンテンツとの相乗効果
楽天の戦略は、楽天モバイルでの通信+楽天IDでの視聴・購入+楽天ポイントによる還元を一貫させ、以下のようなエコシステムを形成することです
- 日常生活の“ながら消費”(例:動画視聴・雑誌閲覧)で楽天経済圏に留まりやすくする
- 消費を“楽天内”で完結させ、LTV最大化&クロスユース強化
- サブスクリプション形式で継続課金を促進し、安定収益を創出
さらに、U-NEXT以外のスポーツ配信・音楽ストリーミング・電子雑誌といったジャンルへの提携拡大も見込まれており、今後はより“ライフスタイル全域”を網羅する布陣が期待されています。
これにより、楽天はKDDIの「リアル×テック」、ドコモの「金融×通信」に対し、「コンテンツ×消費行動」という視点から、生活の“感情的価値”を取り込む差別化を図っているといえます。
提携先 | 提供開始時期 | 利用料(税抜) | 特典・還元内容 |
---|---|---|---|
povo2.0 Japan SIM | 2025/7/1〜 | 3GB/¥2,200・10GB/¥3,280・25GB/¥4,580・無制限7日/¥4,500 | —/PontaPass店舗クーポンなど別運用の可能性 |
SBI住信連携 | 2025/5/29買付開始/7/10終了予定 | 提携ローン・証券サービス未発表 | dポイント連携、銀行+証券+金融クロス販売構築中 |
Saikyo U‑NEXT | 2025/6/23〜 | ¥3,880〜(実質初月¥2,000) | U‑NEXT ¥1,200pt+初月U‑NEXT無料+SPU ポイント優遇 |
今後注目すべき展開と3キャリアの株価の反応
各キャリアは既に「通信プラスアルファ」の枠を超え、「ユーザーの時間・お金・体験」すべてを取り込む「経済圏型モデル」を構築しつつあります。ここから先の注目ポイントは、実際の利用価値がどれだけ高まり、ユーザーに届くかどうかです。
📊 主要通信株価比較チャート
2025年6月29日時点
52週レンジと現在価格
前日比変動率
詳細データ
銘柄 | コード | 現在価格 | 前日比 | 52週安値 | 52週高値 | 年間騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
KDDI | 9433 | 2,440.5円 | +1.94% | 2,103円 | 2,682円 | – |
NTTドコモ | 9437 | 2,730円 | ±0.0% | 2,715円 | 3,885円 | -29.6% |
楽天グループ | 4755 | 791.8円 | +0.8% | 649円 | 1,069円 | – |