SLRは補完的レバレッジ比率のこと。【SLR】=【優良な自己資本】/【総与信額(リスクを含み貸出・国債などの有価証券、デリバディブなど)】で計算し、どれだけ安定的なバランスシートにあるかを測り、米国ではこれが5%以上と決めている。リーマンショック後の2008年に導入。銀行が投融資を積極的にすることでリスク要因が大きくなる事を抑制するために適用された。金融機関が不安定になると金融システム不安や貸し出しが伸びなくなりお金が循環しないことから、これに対応するため2020年4月から与信総額からアメリカ国債・準備預金を除外して緩和した。これにより自由度が増してリスクを取りやすくなるので経済を下押しする事が出来る。
SLR規制
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